社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する社会の実現を目指す一般財団法人ルビ財団は、無償で公式サイトに漢字にふりがな(ルビ)を追加できる「ルビフルボタン(ベータ版)」を提供している。

NPO法人eboardは、ルビ財団の趣旨に賛同する第一号ルビフルサポーターとして、公式サイトにルビフルボタンを導入した。ルビフルボタンを導入すると、サイトに表示されるボタンを押すことで、サイト内の漢字にふりがなを追加可能となる。

eboardはルビフルボタンの導入に加えて、ルビフルの趣旨に賛同し、ICT教材eboardへの字幕・ルビの設置や活動報告書への「やさしい日本語」バージョン(ルビあり)の作成といった「ルビフルアクション」を進めていく。

eboardは、様々な背景から学びにくさを抱える子どもたちが学びやすくなるような工夫を行ってきているが、一人でも多くの子どもが「学びをあきらめてしまう」ことのないように、ルビありの対応などの取り組みを継続していくという。