SVP東京は2005年から毎年、社会的課題の解決に取り組む革新的なソーシャルベンチャーを支援する「投資・協働プログラム」を実施してきた。

今年で20期目を迎える同プログラムでは、採択されたソーシャルベンチャーに対し、最大100万円の資金提供と、SVP東京に所属する100名超のビジネスパーソンによる最長2年間の伴走支援が行われる。

具体的には、組織基盤の強化や社会的インパクトの拡大に向けて、経営戦略、事業運営、財務、マーケティングなど幅広い分野でのサポートが提供される。過去には、NPO法人メタノイアやテクノツール株式会社など、社会課題に取り組む団体が支援を受けてきた。

SVP東京は「社会課題の背景を見出し、システム全体をより良い循環に変えていく」ことを目指す。選考では、起業家精神、事業モデル、社会的インパクト、共感性、SVPとの相性などが重視される。募集締め切りは2024年3月31日。最終的に3~5団体が採択される予定だ。

SVP東京の神代伸一共同代表は「ソーシャルベンチャーと協働し、社会変革を目指すコミュニティを目指している」と意義を強調した。同プログラムの概要についてはこちら