フードロスの解消を目指すフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を展開する株式会社コークッキングが、DDHoldings Venture Capital・中国電力株式会社・kemuri ventures・中川成久氏等を引受先とした資金調達を実施した

フードシェアリングサービス「TABETE」は、飲食店や小売店で廃棄されそうになっている食事と、テイクアウト購入をしたい生活者をマッチングするサービス。商業施設内の店舗が当日の営業を終了した時点で余っている商品等を買い取って従業員向けに再販売する仕組み「TABETE レスキューデリ」も展開。営業時間内にロスを減らせる「TABETE」と合わせて、多くの中食店が集う施設内でさらなる食品ロス削減を目指している。

2020年10月には、フレッシュネスバーガーがTABETEを導入し、各店舗で順次運用を開始している。また、11月には渋谷区と、飲食店の食品ロスの削減及び食品ロスの削減に対する区民意識の向上を図ることを目的とした「食品ロス削減に向けた連携協定」を締結した

2020年秋からは食品ロスになりそうな食べ物を全国から集めて直送するサービス「TABTE レスキュー掲示板」も始動。今回の資金調達により、「TABETE」サービス開発の強化や展開エリアの拡大、TABETEレスキューデリ、TABETEレスキュー掲示板の規模拡大を通じて提供価値の最大化を目指している。