ソフトバンクから出資を受け、東京への進出が噂されていたコワーキングスペースブランド「WeWork」に続報だ。Bloombergが、WeWorkの日本への参入と、2018年末までにスペースを10-20カ所開設する計画があることを明らかにした。

コワーキングスペースの展開数としては正直、数が多い印象。だが、WeWorkは韓国や香港などアジアの都市ですでに展開をはじめており、香港ではすでに2か所オープンするなど、動きは早い。10〜20の数にはならないにせよ、早いペースで展開することはあり得る。

D.C. – WeWork Wonderbread

とはいえ、東京は今スペース開設ラッシュだ。従来から存在していたプレイヤーに加えて、大手も参入し、あちこちにスペースが誕生している。この中で、WeWorkが発揮できる強みがあるとすれば、ひとつはブランド。そしてもう一つはグローバルのネットワークだろう。

現在、WeWorkは世界各国45都市149ヶ所で12万人以上がWeWorkのメンバーとして参加している。このネットワークに参加することができれば、海外でのビジネス展開を検討している人や最新の情報をキャッチしたい人にとってはメリットとなりそうだ。

気になるニュースが多いWeWorkだが、東京で創業者であり、Chief Creative OfficerであるMiguel McKelvey氏の来日イベントが開催される

Co-Founder / CCO Miguel McKelvey氏

日時は、7月21日19時から、日の出町駅からすぐの「タブロイド東京」にて。WeWorkのことが気になる人は、足を運んでみてはいかがだろうか。