フリーランスは孤独だ。
にも関わらず、仕事のプレッシャーはのしかかる。一人でプレッシャーに耐えなければならないとなると、なかなか厳しい。
無理して働きすぎて体調を崩したり、仕事の重圧が増した日にはメンタルを崩してしまうことも十分にあり得る。
24歳でフリーランスとして仕事をするようになった自分も、どう自分の心身をメンテナンスするか、という問題と向き合い続けてきた。
忙しいとついつい健康の管理を怠ってしまう。だが、知らず知らずのうちに健康を害している可能性もある。時間がない中で相談できれば、多少改善されるかもしれない。
専門家によるフリーランスのためのチャット健康相談
テクノロジーは僕たちの可能性を広げてくれていて、それは健康管理にも当てはまる。
株式会社iCAREが提供する「Carely」は、忙しく働くひとの健康をつくる「オンライン保健室」だ。
Carelyには、医師や看護師、保健師、カウンセラー、トレーナーなどがオンラインで待機しており、健康に関する相談やアドバイスを受けることができる。
Carelyは、労働安全衛生法で設けられた制度「ストレスチェック」の検査機能を有している。「ストレスチェック」などのパーソナルな健康データをもとに、医師や保健師などの専門家にチャットで健康相談できる。
オンラインカウンセリングの「cotree」のようにオンラインで相談ができるサービスと合わせて利用すれば、フィジカルもメンタルもケアすることができそうだ。
フリーランスのヘルスケア相談・健康診断サポート
「Carely」は、フリーランス総合支援プラットフォームを提供するランサーズ株式会社向けに、「おうちでドック」を提供するハルメク・ベンチャーズ株式会社と連携して、2018年8月27日よりフリーランス向けのヘルスケアサービスを開始した。
ランサーズは個人の株式会社化を実現する「Freelance Basics」をスタートしており、このヘルスケア分野を拡充する目的での実施だ。
「Freelance Basics」のヘルスケアパックに登録するフリーランスには、上記健康相談が可能になり、ストレスチェックの受検が月1回可能になり、自身のストレス度合いを確認し、専門家に相談することができるという。
フリーランスは心身の調子を崩してしまうと仕事ができなくなってしまう。フリーランスという働き方が社会にさらに浸透していくためには、こうした仕組みも欠かせない。