官民の共創で社会課題解決に挑む。プラットフォーム化した行政を使い倒し、インパクト創出に向けた次なる一歩へ #IMPACTSHIFT

少子高齢化、福祉や医療に関わる問題、子育てや教育環境など、私たちの暮らしや生活を取り巻く社会課題に対し、もはや行政だけでは解決できない時代に突入している。複雑化する社会において、当事者の課題と向き合い、より良い解決策や課題解決に取り組む実践者として、社会起業家をはじめとした民間セクターがリードする時代になってきた。

こうした社会的な背景から「官民連携」という言葉もこの10年ほどで一般に浸透してきた。官民連携によって、新たな行政サービスが求められている現代、スタートアップがどのように行政と関わり、社会課題解決やインパクトを生み出す関係を創出していくか。

2024年3月に開催された「IMPACT SHIFT」内の「インパクトは企業と行政の共創をどう前進させるのか-官民連携の最前線を語る-」と題したセッションには、元横浜市政策局共創推進室でソーシャル・エックス総研 客員研究員の中川悦宏氏、オンラインキャリアカウンセリングサービス「CHOICE!」などを運営する株式会社Compass代表取締役の大津愛氏、政策共創プラットフォーム「PoliPoli」などを運営する株式会社PoliPoli代表取締役の伊藤和真氏、モデレーターに元横浜市議で現在は株式会社ソーシャル・エックス 代表取締役の伊藤大貴氏が登壇し、スタートアップと行政のこれからについて議論が交わされた。