アカデミアが生み出すインパクトの多様性──新たな回路で社会との接続を試みるアプローチ #IMPACTSHIFT

インパクトエコシステムを考える時、社会や地球規模の課題に対して根本的な解決をもたらすには、未知なる技術や研究開発によって生まれる解決策も少なくない。しかし研究開発には莫大な時間と労力、資金的な課題も多くある。評価が定まらない未知なるものに対しどのような評価を行い、資金提供や人的ネットワークを提供していくか。インパクトを生み出す存在としてアカデミアが培ってきた知見を社会の側がどう捉えていくかが問われている。

2024年3月に開催された「IMPACT SHIFT」内の「“インパクト”という評価軸は社会に何をもたらすのか?アカデミアの知と実践を、エコシステムとして活かすために」と題したセッションに、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)プリンシパルの宜保友理子氏、エッセンス代表取締役、NPO法人ミラツク代表理事の西村勇哉氏、一般社団法人デサイロ代表理事の岡田弘太郎氏、モデレーターに株式会社 風とつばさ代表取締役の水谷衣里氏が登壇した。