B Corpを共通言語に、大きなパーパスに向かう。​​Burton石原公司氏、ファーメンステーション酒井里奈氏が語るそれぞれの会社の歩み

社会や環境、従業員、顧客などのステークホルダーに対すベネフィットの最大化を目指す企業を認証する国際制度「B Corp™️認証」を取得する企業は日本でも増えてきた。B Corporation™️(以下、B Corp)を取得した企業は、どのように自社の事業活動に向き合っているのだろうか。

2023年3月に開催された「つくる。買う。選ぶ。の未来」をテーマとした「Lifestance EXPO」。「誰のために、ものをつくっていますか? ―B Corp取得企業と考える、これからの企業とコミュニティのあり方」と題したセッションでは、地域社会や地球環境のベネフィットを重視しながら、事業活動を行ってきた企業が、ステークホルダーとどのように向き合っているのかを語り合った。

登壇したのは、独自の発酵技術で循環型社会の構築に貢献する研究開発型スタートアップ、株式会社ファーメンステーション 代表取締役 酒井里奈氏、スノーボード&アウトドアブランドBurtonを運営するバートンジャパン合同会社の石原公司氏。 ファシリテーターは『B Corpハンドブック よいビジネスの計測・実践・改善』を2022年6月に出版し、自社でもB Corp認証の取得に取り組む、株式会社バリューブックス取締役の鳥居希氏だ。