ストレスに対処するための行動「コーピング」を実践するステップ

CATEGORY

用語

explore

11/01 (2021)

コーピングとは、自らに降りかかるストレス反応やストレッサーへの対応のことを指す。たとえば、悩みを家族や友人に話したり、一人でカラオケに行ってモヤモヤを発散したり、サウナに行ってゆっくりと疲れを取ったり。これらはすべて自らをストレス反応から守り、回復させることによって自分自身を助けるための対応・工夫であり、そうした数々の対応・工夫の総称がコーピングである。

ストレスが発生してから対応されるまでは、大きく分けると以下の4ステップに分かれている。

  1. 観察

  2. 発見

  3. 認知

  4. 対応

ここでいう「対応」が、コーピングの実践に該当するステップだ。つまり、コーピングによってストレスに対応するためには、自身を観察し、疲労やコンディションの好不調を発見し、理由(ストレッサー)を認知するといった前段階が必要になる。

こうした観察〜認知までを行ううえで、鍵となるのがマインドフルネスを日常に取り入れることであり、ジャーナリングなどの具体的なメソッドを活用することである。

「マインドフルネス」は自由で創造的に働くために欠かせない

用語

書く行為を通じて思考や心を整える「ジャーナリング」

用語

コーピングを実践し、自分なりに学習を繰り返すことで、「この種類のストレスには一人カラオケだな」「この大きさのストレスはカラオケでは対応しきれない。思い切って一日休みを取ろう」といったように、ストレスマネジメントの精度は上がっていく。精度が上がると大小さまざまなストレスに対する対応力が高まり、やがて心身の健康やパフォーマンスの向上へと結びつく。

コーピングは日々リスト化しておくことも重要だ。自分にとってコーピングになると思ったことは積極的にメモしておくことで、いざストレスが降りかかってきたときに落ち着いて対応しやすくなる。Notionを使ってコーピングリストをつくれば、効果の大きさやストレスの種類など、自分に合った方法でカスタマイズできて便利だ。何より、武器としてのコーピングがリストに一つひとつたまっていく感覚も楽しい(以下はリストの作成例)。

上述したように、コーピングを使いこなすことはストレスへの対応力を高め、より健康にハイパフォーマンスを発揮することへつながる。このような考え方はレジリエンスの体得、セルフマネジメントの熟達にもつながる話である。インクワイアでも、メンバーが自分なりのコーピングリストをつくってチームで共有しあうなど、日常のなかでの創意工夫を心がけている。

プレイフルに困難を乗り越え、創造性を発揮するための「レジリエンス」

用語

心身の健康を整え、高い生産性を発揮するための「セルフマネジメント」

用語

参考

栗村智弘

栗村智弘

Project Editor / Media Ops

新卒でフリーランスとなり、ギルド型組織のモメンタム・ホースに所属。オウンドメディアを中心に、記事執筆やプロジェクトファシリテーションなどの実務を経験。2020年にインクワイアへ入社。現在は自社事業『designing』のメディア運営・事業開発をはじめ、クライアントの採用発信や自社の組織開発など、複数のプロジェクトに携わっている。広く、個人やチームがよりよく生きるための知識と実践に関心を持つ。

新卒でフリーランスとなり、ギルド型組織のモメンタム・ホースに所属。オウンドメディアを中心に、記事執筆やプロジェクトファシリテーションなどの実務を経験。2020年にインクワイアへ入社。現在は自社事業『designing』のメディア運営・事業開発をはじめ、クライアントの採用発信や自社の組織開発など、複数のプロジェクトに携わっている。広く、個人やチームがよりよく生きるための知識と実践に関心を持つ。

CATEGORY

用語

explore

11/01 (2021)

next chapter

次章へつづく

Future