株式会社リクルートホールディングスが、投資子会社である合同会社RSPファンド6号を通じて、弁護士・法務の一部業務を自動化するイスラエルのLegalogic(リーガロジック)へ出資した

Legalogic社は、企業法務業務における契約書レビューや修正を自動で行うサービス「LawGeex(ローギークス)」を運営する企業。同社は、人工知能を活用することで弁護士・法務の一部業務を自動化し、人材不足と業務過多が問題視されている企業法務の現場をサポートすることを目指している。

LawGeexは、複数の機械学習手法をベースに、6万件以上の実契約書を学習してアルゴリズムの改善を行う。法務担当者の修正結果を反映させることで、企業特有の表現や用語を学習して、より高い精度でレビューを行うようになる。

現時点で、守秘義務契約や雇用契約をはじめとした30種類以上の契約書に対応。これまでに、15社以上の導入実績があり、導入企業の中には、レビュー所要時間を1/30に削減、外部発注額を1/10に圧縮するなどの効果が出ているという。