ストレンジャー・シングス──いま、ここだけの小説【大前粟生×大滝瓶太】

『あしあと』 大前粟生  家でひとつだけなにでこすってもこすっても消えないあしあとがあって、それは私のでも娘のでも娘婿のものでもなかった。 「ほら、これ」とみんなを集めてあしあとをかこんで指さしたとき、私は8歳だったから … 続きを読む ストレンジャー・シングス──いま、ここだけの小説【大前粟生×大滝瓶太】